国境なき愛の国を一緒に作ろう

君への手紙

今日は、楽しい話じゃないんだけど、愛のある選択のためにはとっても大切な話だから、聞いて欲しい。

今、世界の各地で戦争が起こっている。
そして、世界は核の脅威にさらされている。

本当に滑稽だなと思うのは、
たった一代の、
100年足らずしか生きない人間の欲求によって、
この地球自体が壊滅的な危機に直面している。

どこかに、ミサイルを発射しようと思う人間がいて、
そのために、多くの人が犠牲になる。
どこかに、核をのボタンを押そうとする人がいて、
そのために、この地球が悲劇に見舞われる。

なんでそんなことになってしまうのか、
それは結局、
欲求のためなんだよね。

くだらない自尊心の欲求のために、
この世界に生きる人も、動物も、植物も、
未来に生きる人も、動物も、植物も、
全てが奪われようとしている。

本当に滑稽だよね。

そして、この世界のリーダーたちの中に、
一人も、
「人類はもっと手を取り合って愛し合おう」
と宣言する人がいない。

世界のリーダーは
相手を批難する者しかいない。

なぜ、
たった100年足らずも放っておけば、
自分が憎む者も嫌いなものもすべていなくなるのだから、
放っておけばよいのだと知恵を働かせる人間がいないのか。

なぜ、
たった数十年足らずの人生を全うさせることも待たず、
武器をもって攻撃して、
死に急がせるのか。

なぜ、世界のリーダーの中に、
「愛のある選択をしよう」と
宣言する人が一人もいないのか。

でもさ、例え、
世界が最後まで憎しみあい、
そのことによって世界中で争いが起こったとしても、
これを聞いている君と、
僕たちだけは、
最後まで愛を保ち続けよう。

例え自分たちが悪意に巻き込まれたとしても、
最後まで愛を保ち続けよう。

理不尽な出来事にあっても、
世界中が憎しみあっても、
最後まで愛を保ち続けようよ。

最後まで僕たちは、
知性のある立派な
「人間」として生きるんだ。

ここに、
国境なき愛の国を一緒に作ろう。