西洋占星術は当たる?“当たらない占い”にしないための大前提

西洋占星術を学んでみたい。
そう思ったあなたは、
きっとこんな期待を持っているのではないでしょうか。

「ホロスコープを読めば、未来がわかるはず」
「結婚できるか、お金持ちになれるか、わかるはず」。


その気持ち、とてもよくわかります。


でもね、星を読みはじめる前に、
たった一つだけ、
知っておいてほしい大前提。

ここを取り違えると、
せっかくの星読みが
「人を怖がらせるだけのもの」か
「当たらない占い」のどちらかになってしまいます。

逆に、この土台さえ持っていれば、
あなたの読む星は、
誰かの背中をそっと押す光になります。

今日はその
いちばん大切な心構えのお話です。

星読みは、当たります!

まず、はっきりお伝えします。
西洋占星術は、当たります。

きちんと学んで読めるようになると、
星はおどろくほど正確にその人を映し出します。

チャコ自身、
独学で星を学び
たくさんの人を読んできて
いつもそう感じています。


ただし、ここからが大事です。
「当たる」と聞くと、
ほとんどの人が次のように考えます。

「お金に強い配置があるから、この人は将来お金持ちになる」
「この配置があるから、苦労する運命だ」

こんなふうに、
星の配置と未来の結果を、
まっすぐイコールでくっつけてしまうのです。

本当はその「配置」と「結果」のあいだには、
いちばん大切な余白があります。

それは、
【本人がどう動くか】という余白です。

多くの人は、そこをすっ飛ばして
配置から結果へ一直線に線を引いてしまう。
これが、星読みでいちばん多い取り違えです。

星読みは何が当たるのか?

では、星はいったい何を当てているのでしょうか。

星が教えてくれること
それは「結果」ではなく、
その人が持って生まれた「特徴」です。

たとえで考えてみましょう。
お花の種のふくろを思い浮かべてください。
ひまわりの種のふくろには、
「日なたが好きです」
「夏に大きく育ちます」
「水はこれくらいあげましょう」と
正しいことが書いてあります。

これは、その種が持っている性質を
ちゃんと言い当てています。

けれど、実際に花が咲くかどうかは、
ふくろの説明では決まりません。

いつ種を蒔くのか、
水をあげるのか、
日に当てるのか、
どんな土に植えるのか…
毎日のお世話で決まります。

どんなに良い種でも
引き出しにしまったままなら
一輪も咲きません。

星読みは、まさにこの
「あなたがどんな種を持っているか」
教えてくれるものです。

でも、その種を咲かせるのは、
いつだってあなた自身です。

当たる星読みは、「予言」じゃなくて「活かし方」まで渡す

この大前提がわかると
読み方のコツも見えてきます。
それは
読み取ったことを「予言」として渡さないこと。

たとえば、ホロスコープに
「言葉に縁のある星」を見つけたとします。
ここで「あなたは作家になります」と言い切ってしまうと、
当たれば喜ばれて、外れたら終わり、になってしまいます。

そうじゃなくて、こんなふうに渡してみてください。
「あなたは、言葉を磨くと活きてくる人ですよ。
だから、言葉をていねいに大切にしてみると、

きっと才能が開花しますよ!」

いい星読みは
いつもふたつがセットになっています。

ひとつは
「あなたにはこういう特徴がありますよ」と
種の中身を見せてあげること。
もうひとつは
「だから、こんなふうに育ててみるといいですよ」と
その育て方をいっしょに考えてあげること。

この2つがそろったとき
星読みははじめて
「その人の一歩を後押しするもの」になります。

「課題の星」こそ、ていねいに読む

ここでもう一つ大切な話です。
さきほど「何もしなければ種は眠ったまま」とお伝えしましたが、
人は無意識に生きていても、
うっすらと星の通りに歩いてしまうものでもあります。

だから、どれくらい意識して磨くかで
結果は大きく変わりますが、
星に出ていることは、
何もしなくても少なからず影響として現れます。

これが、良い星の場合はあまり問題になりません。
放っておいても、
悪い方向には転がらないからです。
せいぜい
せっかくの種を活かしきれずに終わる…
というくらいです。


気をつけたいのは、
課題の星のほうです。

ほったらかしにしていると、
知らないうちに、
その苦労のほうへフラフラと

歩いていってしまうことがあります。

だからこそ、
課題の星ほど
先に知っておくことが大切なのです。


課題の星は、
地図に「この道はちょっと気をつけてね」と書いてあるようなもの。
あなたがそれを読んだら
「あなたはこうなります」と決めつけるのではなく
「ここを少し意識すると、うまく回り道できますよ」と

教えてあげてください。

課題の星、つまずきやすい星は、「才能がない」わけじゃない

そして、苦労しやすい星について
すごく大切なことがあります。

苦手な星、
きびしい配置に出会ったとき、
つい「この分野は、才能がない」
「向いていない」と判断してしまいがちです。

たしかに、苦手な星のある分野は、
得意な星を持つ人にくらべると、
最初はうまくいきにくいです。

これは、かくさずにお伝えしておきたいところ。
ちょっとマイナスからのスタートになる感じ
と言ってもいいかもしれません。

でもね、ここからが大事なんです。
「うまくいきにくい」ということは、
その分野と
人よりもたくさん向き合う、
ということでもあります。

何度もつまずいて、
考えて、工夫して。
そうやって
人より深く、ていねいに
その分野を学んでいくことになるんです。


たとえば、健康で苦労しやすい星を持つ人。
その人が健康との付き合い方を
一生けんめい学んでいくと、
いつか、同じことで悩む誰かに
「大丈夫だよ、こうするといいよ」と
手を差し出せる人になります。

苦労して手に入れた知恵は、
軽々と成功した人には出せない、
深さとやさしさを持っているんです。

それはもう、その人だけの宝物です。

苦手な星は
「才能がない印」ではなくて、
「人より深く学んで、
いつか誰かを助けられる人になる場所」。

きびしい星ほど、その人をいちばん強く
そしてやさしくしてくれる場所なのかもしれません。

星読みは、人生の「地図」を手渡すこと

最後に、星読みとは何かを
ひとことでお伝えします。

星読みは、あなたの人生を旅するための「地図」です。

地図には
ここに山があるよ、
川が流れているよ、
こっちは近道、
こっちは少し急な道だよ
ということが正確に書いてあります。

でも地図は、「ここへ行きなさい」とは言いません。
どこを目指すかは、
いつだって本人が決めること。

星読みも同じで
星たちが教えてくれるのは
その人の地形、
つまり得意なところや苦手なところまで。

歩く先を選ぶのは、その人自身です。

まとめ:これから星を学ぶ、あなたへ

今日いちばん覚えて帰ってほしいことを、もう一度だけ。

西洋占星術は、ちゃんと当たります。
でも当たるのは「結果」じゃなくて、
その人が持って生まれた「その人らしさ」のほう。


あなたが読むのは、
種であり、地図です。

その種を咲かせるか、
その地図を持ってどこへ歩くかは、
いつだって本人が選べます。

だから星を読むときは、
「特徴」と「活かし方」をいっしょに渡して、
相手の顔がそっと上がるところまで
連れていってあげてくださいね。

星読みは、未来を決めつけて
怖がらせるためのものではありません。
自分という地図を手に取って、
これからの人生を自分で選んで歩いていくための
心強い道しるべです。

どんな星のもとに生まれても、
それとどう向き合うかは、
あなたが選べます。

星はいつだって、
あなたが顔を上げて歩き出せるように
そっと夜空で輝いています。



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この記事を書いた人

毎日星を読んでいるチャコです
星は私たちに気づきを与えてくれて
その気づきはやがて
生きる希望となります

まだまだ未熟者のカエルですが
星と共に少しずつ成長し
少しずつ前へ進んでいきたいと思っています

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