【占星術】ホロスコープの土星の意味|あなたの課題と成長

「苦手だな…」
「これは簡単には逃げられないな…」
「時間をかけて向き合う必要があるな…」

人生には、ときどき
そんなふうに感じるテーマがあります。

すぐにはうまくできないこと。
苦手意識があること。
でも、なぜか何度も向き合うことになること。

この繰り返しやってくる
「時間をかけて乗り越えていく課題」を表すのが、
ホロスコープでいう土星です。

ひとことで言うと、
土星はあなたの課題と成長を表します。

どんなことに苦手意識を持ちやすいのか。
どんな分野で時間をかけて成長していくのか。
どんなことを通して、人生の土台を作っていくのか。

土星は、あなたの人生に
「骨組み」を作ってくれる星です。

木星が可能性を広げる星だとしたら、
土星はその可能性を、
現実の中でちゃんと形にしていく星。

楽な星ではないかもしれません。
でも、土星と向き合うことで、
人は本当の意味で強くなっていきます。

基本情報


【記号の説明】
土星の記号は、十字の下に、 半円がついた形をしています。
木星とは、上下が逆。
上の十字は、現実やルール、責任。
下の半円は、それを受けとめる心です。

木星が「心を上へ広げていく星」なら、
土星は、現実の重さを、 足元でしっかり受けとめる星です。

また、実は土星の記号は、
土星の神様クロノスが手に持つ鎌からきているといわれます。
鎌は、時間をかけて育てたものを、 収穫するための道具。
土星が「時間」や「実り」と関わる星であることが
この記号にも込められています。

支配する星座山羊座
得意な星座山羊座・水瓶座・天秤座
苦手な星座蟹座・獅子座・牡羊座
動きの速さ1日に約0.03度(逆行することもある)
12星座を一周する期間約29.5年
一つの星座にいる期間約2.5年(逆行で変わる)
年齢域55〜70歳ごろ
逆行する(約1年に1回、4〜5ヶ月ほど)

【チャコのワンポイント!】
土星は、むかし水瓶座も支配していた


望遠鏡で天王星が発見されるまで、
占星術では、土星が山羊座と水瓶座、
ふたつの星座を支配する星でした。

土星のテーマは「形をつくること」。
ルールや、しくみといった
続けていける土台を生み出す力や
継続し、形にする力です。

同じ土星に守られていても、
山羊座は、社会の中で
責任を果たし、
成果を積み上げていく力。

水瓶座は、
古いルールを見直して、
新しいしくみや理想を形にしていく力を表します。

のちに、 変化や革新をつかさどる
天王星が見つかり、
水瓶座の守護星はバトンタッチされました。
それでも水瓶座の根本には、
今も土星の
「しくみやルールを形にする・
みんなのための秩序をつくる力」が息づいています。

社会の中で成果を積み上げる力と、
みんなのためにしくみをつくる力。
どちらも土星の大切な顔です。

土星が表すもの

土星は、
責任、課題、制限、
苦手、

時間がかかること、
時間をかけて努力するべきことを表します。

「何を乗りこえると成長できるか」
「どんな責任がかかってくるか」
「何をこつこつ続けていくか」
「時間をかけて、何を育てるか」

あなたが一人前になっていく
道すじに 関わるのが土星です。

土星が表すのは、
すぐには結果が出ないことです。

むしろ、はじめは苦手だったり、
「うまくできないな」
「ここは苦手だな」と
感じやすいところです。

でも、そこから逃げずに、
少しずつ経験を重ねていくと、
やがてその分野は
あなたの強みになっていきます。

土星は、
ただ苦しめる星ではありません。

あなたの確かな自信と、
本物の力を
時間をかけて育ててくれる星です。

【チャコのワンポイント!】
土星は「こわい星」ではありません


土星は、占星術の中で
「きびしい星」「試練の星」と
呼ばれることがあります。

そう聞くと
少しこわく感じるかもしれません。
でもね、土星はあなたを
いじめるための星ではありません。

土星は、きびしいけれど、
あなたのことを本気で考えてくれる
先生のような星です。

楽な道だけを教える先生より、
「あなたにはこれが必要だ」
「あなたならできる」と信じて、
少し高いハードルを出してくれる先生のほうが、
ふり返れば、自分を大きく育ててくれた。
そんな経験は、ありませんか?

土星の課題も、
向き合ったぶんだけ、
本物の力になって、
あなたのところへ返ってきます。

約30年に一度の人生の節目「サターンリターン」

土星はひとつの星座に約2年半とどまり、
12星座をぐるっと一周するのに
約29年から30年かかります。

つまり、生まれたときに土星がいた位置へ
土星がもう一度戻ってくるのが
だいたい29歳から30歳ごろ。

これを「サターンリターン」と呼びます。

このころは
仕事や進路、結婚や生き方など、
人生の大きな見直しが起きやすい時期だといわれます。

それまで「なんとなく」で来たものを、
「本当に、これでいいのか」と
自分に問い直すタイミングです。

楽な時期ではないかもしれません。
でも、ここで向き合ったことが
そのあとの人生の土台になります。

ちなみに
2回目のサターンリターンは
58歳から60歳ごろ。

人生の後半をどう生きるかを
あらためて考える節目になります。

土星が本来の力を発揮しているとき

土星が本来の力を発揮できていると、
責任感と忍耐力を持って
やるべきことを、
コツコツと積み上げていくことができます。

土星がいきいき働いている人は、
派手さはなくても、
どこか安心感があります。

約束を守る。
言ったことを続ける。
必要なことから逃げない。

そうした積み重ねが、
その人の信頼や実力になっていきます。

そして人生に、
しっかりとした土台ができます。

たとえば
コツコツためた貯金があるから、
思いきって転職できる。

コツコツ積み重ねてきた信頼があるから
重要な役を任せてもらえる。

土台があるからこそ、
人は安心して
大きな夢や目標に向かっていけるのです。

土星が本来の力を発揮できていないとき

土星がうまく働いていないと
「自分はまだ足りない」という不安が
強くなりすぎてしまいます。

その不安は、
二つの形で表れます。

ひとつは、動けなくなること。

「もっと準備ができてから」
「ちゃんとできる自信がついてから」
そう思っているうちに、
挑戦しないまま時間が過ぎてしまいます。

もうひとつは、
自分にきびしくなりすぎること。

10のうち9がうまくいっても、
できなかった1つばかりが気になって
完璧にできないとダメ。
休んではいけない。
甘えてはいけない。
そんなふうに自分を責めてしまう。

休むことや人に頼ることが、
「甘え」に思えてしまう。

そして、自分に許していないことは、
人にも許せなくなります。
自分に「ちゃんとしなきゃ」と
言い聞かせている人ほど、
ちゃんとしていない人を見ると
イライラしてしまうのです。


土星がうまく使えていないなと感じるとき。
そんなときは、
まず「まだ足りない」という気持ちを
ふっとゆるめてあげましょう。

「本当に足りないのかな?」と
自分に聞いてみてください。
その「足りない」は、
思い込みかもしれません。

そして、
小さな「できた」を大切にしていくこと。

5分だけ片づけられた。
連絡をひとつ返せた。

そんな「できた」を
ひとつずつ数えていくうちに、
不安は少しずつやわらいでいきます。

自分にやさしくなれると、
人にも自然とやさしくなれます。

【その他】覚えておくといい土星のキーワード

土星は、責任や課題のほかにも、
次のようなキーワードも表します。
これを知っていると、
星を読むときの解釈の幅が広がるので、
覚えておくと便利です♪

キーワード一言メモ
時間・積み重ね土星は、時間や年月、長い目で取り組むことを表します。すぐには結果が出なくても、こつこつ育てていく分野を見るときに使います。
ルール・制限・枠組み土星は、ルールや制限、枠組み、しくみを表します。その人が何にしばられやすいか、どんな型をつくっていくかを見るときに使います。
責任・義務土星は、自分が引き受ける責任や、社会の中で果たす役割を表します。何から逃げずに向き合う必要があるのかを見るときに使います。
苦手意識・コンプレックス土星は、苦手に感じやすいことや、自信のなさを表すことがあります。けれど、時間をかけて向き合うことで、そこが強みに変わることもあります。
年上の人・師・権威土星は、年上の人、先生、指導者、権威ある存在を表します。だれから学び、何を手本にしていくかを見るときに使います。
骨・歯・関節・皮膚体や健康では、骨、歯、皮膚、関節など、体を支えるものや硬い部分を表します。

神話の中の土星

ギリシャ神話で、土星の神はクロノスです。
ローマではサトゥルヌスと呼ばれ、
これが土星=Saturnという名前のもとになりました。

クロノスは、
大地の女神ガイアと、
天空の神ウラノスの子どもです。

あるときクロノスは、
父ウラノスを倒し、
新しい王となりました。

けれど、クロノスは
「いつかおまえも、自分の子どもに王座を奪われる」
という予言を聞きます。

こわくなったクロノスは、
子どもが生まれるたびに、
次々と飲みこんでいきました。

自分の地位を守ろうとするあまり、
未来の可能性を閉じこめてしまったのです。

けれど、クロノスの妻のレアは、
末っ子のゼウスを守ろうと決めます。
生まれたばかりのゼウスのかわりに、
布でくるんだ石をクロノスに渡しました。
クロノスは気づかずに、
その石を飲みこみます。

ゼウスはひそかに育てられ、
大人になると、
兄や姉たちを助け出しました。
こうしてクロノスの時代は終わり、
ゼウスの新しい時代が始まります。

-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-

この物語が教えてくれること。

こわさが強くなりすぎると、
人は自分の未来まで
閉じこめてしまうことがあります。

失敗するのがこわくて、
挑戦しない。
変わるのがこわくて、
今のやり方を手放せない。

閉じこめたままにするか。
時間をかけて、育てていくか。
それを選ぶのは、あなたです。

だからこそ土星は、
あなたにこう問いかけます。

「あなたは、こわさから、
何かを閉じこめていませんか?」

12星座別で見る土星の意味

同じ土星でも、
どの星座に入っているかで
「苦手意識を持ちやすいこと」や
「時間をかけて育てていく力」が変わります。

たとえば、
牡羊座の土星は、自分から動くことに慎重になりやすく、
牡牛座の土星は、安心やお金、持っている力を育てることが課題になりやすく、
双子座の土星は、言葉や学び、伝えることに時間をかけて向き合います。

あなたが
「どんな課題を通して成長し、どんな力を身につけていくのか」の
ヒントがここにあります。

12星座それぞれの土星については、
こちらでくわしくお話ししています。

→ [12星座別・土星の意味](準備中)

12ハウスで見る土星の意味

星座が「どんなふうに課題と向き合うか」だとすれば、
ハウスは
「人生のどの場面で、責任や課題が出やすいか」を教えてくれます。

仕事で責任を背負う人。
家族や居場所のテーマに時間をかけて向き合う人。
人間関係の中で、信頼を少しずつ育てていく人。

土星が入っているハウスを見ると、
あなたがどこで時間をかけて成長し、
どんな場面で人生の土台を作っていくのかが見えてきます。

12ハウスそれぞれの土星については、
こちらでくわしくお話ししています。

→ [12ハウス別・土星の意味](準備中)

まとめ

土星の意味一覧
メインの意味課題・制限・努力・責任・継続・成長
その他の意味時間・積み重ね/ルール・制限・枠組み/仕事・社会的な立場/年上の人・師・権威/孤独・忍耐/骨・歯・関節・皮膚

土星は、
あなたの課題と成長を表す星です。

時間をかけて成長する力。
責任を引き受け、
こつこつ積み重ね、
信頼される人になっていく力。

すぐには結果が出なくても
向き合ったぶんだけ
だれにも奪われない実力として
あなたの中に残っていきます。

大切なのは
完璧であることではなく
あきらめずに続けること。

自分の土星を知り、
自分にとっての課題と向き合い方を知る。

それが、
あなたの土星を生きるということです。

よくある質問(FAQ)

土星星座とは何ですか?

土星星座とは、生まれた瞬間に、
土星が12星座のどこにいたかを示す星座です。

あなたが苦手意識を持ちやすいことや、
時間をかけて育てていく力、
人生の中で向き合う課題を表します。

自分の土星星座はどうやって調べますか?

生年月日が分かれば調べられます。

土星は一つの星座に約2.5年とどまるので、
同じ年代の人は同じ土星星座を持っていることも多いです。

ただし、星座の変わり目の近くで生まれた方は、
出生時間まで入れて確認すると確実です。

▼ホロスコープを出したい人はこれを読んでね!

土星は怖い星ですか?

土星は「きびしい星」と呼ばれることもありますが、
あなたを不幸にする星ではありません。
時間をかけて向き合うことで、 本物の力を育ててくれる星です。

土星逆行(どせいぎゃっこう)ってなんですか?

土星逆行とは、地球から見て、
土星が空を後ろ向きに
進んでいるように見える期間のことです。

約1年に1回、
4〜5ヶ月ほど起こります。

土星逆行の時期は、
外側の結果を急ぐよりも、
これまで積み上げてきたものを見直すタイミングです。

責任の持ち方、
仕事の進め方、
自分に課しているルール。

そうしたものを見直し、
必要なものは残し、
もう苦しくなっているものは整え直していく時期です。

土星があるハウスは、悪い場所になりますか?

土星があるハウスは、
悪い場所という意味ではありません。

その人が時間をかけて成長する場所、
責任を持って育てていく場所を表します。

最初は苦手意識が出たり、
重く感じたりすることもあります。

でも、そこから逃げずに経験を重ねていくと、
その分野はやがて
あなたの信頼や実力になっていきます。

土星があるハウスは、
人生の土台を作る大切な場所なのです。

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この記事を書いた人

毎日星を読んでいるチャコです
星は私たちに気づきを与えてくれて
その気づきはやがて
生きる希望となります

まだまだ未熟者のカエルですが
星と共に少しずつ成長し
少しずつ前へ進んでいきたいと思っています

コメントはペンネームでね♪

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