【占星術】ホロスコープの天王星の意味|自由と改革の力

「みんなそうしているから」と言われても、
どうしても納得できないことがあります。

決められたやり方より
自分のやり方のほうがしっくりくる。

ある日ふと 「これだ!」とひらめいて、
急に何かを変えたくなる。

そんな 「人とちがう自分らしさ」と
その自分らしさをもとに
「古いものを新しく変えていく力」を表すのが
天王星です。

どんなところが人とちがうのか。
何にしばられたくないのか。
何を新しく変えていきたいのか。

土星が安定や、常識を作る星だとしたら
天王星は
それを新しくつくりかえる星です。

ちなみに
天王星から先の3つの星(天王星・海王星・冥王星)は、
遠すぎて肉眼ではほとんど見えません。
望遠鏡ができてから見つかった星で、
「トランス・サタニアン(土星の外側の星)」と
呼ばれています。

占星術では、この目に見えない星たちを、
自分でも気づきにくい
心の奥で働く星として読みます。

天王星の「自分らしく生きたい」という思いも、
ふだんは心の奥にしまわれています。
それがある日、ふっと目を覚ますのです。

基本情報


【記号の説明】
占星術で使う天王星の記号は、
丸の上にまっすぐな線がのび、
その上にアルファベットのHが乗った形をしています。

このHは、
1781年に天王星を発見した
ウィリアム・ハーシェルの頭文字です。

ほかの星の記号とちがい、
天王星の記号は 発見した人の名前から生まれました。

(天文学では、 これとは別の記号が使われることもあります。)

支配する星座水瓶座
得意な星座水瓶座・蠍座
苦手な星座獅子座・牡牛座
動きの速さ1日に約0.01度(逆行することもある)
12星座を一周する期間約84年
一つの星座にいる期間約7年
年齢域70歳〜84歳ごろ
逆行する(約1年に1回、5ヶ月ほど)

【チャコのワンポイント!】
天王星は、土星から水瓶座を受け継いだ


天王星は、1781年に
望遠鏡で見つかった最初の惑星です。

天王星の存在が発見される以前
占星術では
水瓶座は土星が支配する星座でした。

天王星が見つかったあと、
水瓶座の「新しい考え」「自由」
「みんなのためのしくみ」といった性質に
天王星が合うとして、
水瓶座の守護星は天王星に
バトンタッチされました。

天王星は「世代」を表す星

天王星は、一つの星座に 約7年とどまります。
そのため、同じ学年の人は ほとんどが同じ天王星星座です。
なので天王星星座は、
一人ひとりの性格というより、
「その世代みんなが持っているテーマ」 として読みます。
一人ひとりのちがいが出るのは、
天王星がホロスコープのどのハウスにあるかです。

天王星が表すもの

天王星は
個性、改革、自由、
自分らしさを表します。

「どんなところで人とちがうのか」
「何にしばられたくないのか」
「どんなことを新しく変えたいのか」
「人生のどこで、思いがけない変化が起きやすいのか」

あなたが自分らしく生きる道に関わるのが天王星です。

たとえば、
みんなが当たり前にしていることに
「なんで?」と思ってしまう。

決められたルールより、
自分で考えたやり方を選びたくなる。

それまで続けてきたことを、
ある日、急に変えたくなる。

そうした気持ちの奥には、
天王星が働いています。

天王星の動きは、
ゆっくり少しずつではなく、
ある日突然やってくることが多いのが特徴です。

突然のひらめき。
突然の出会い。
突然の方向転換。

そのときはおどろくような変化でも、
ふり返ると 「あれで自分らしくなれた」と思える。
天王星は、そんな変化を連れてくる星です。

【チャコのワンポイント!】
土星と天王星はどうちがう?


土星と天王星は、
どちらも「ルール」や「しくみ」に関わる星です。
でも、向き合い方が反対です。

土星は、決まりを守る星。
決まりを守り、続けることで、
信頼や土台をつくります。

天王星は、決まりを見直す星。
「このやり方、今も本当に必要?」と問いかけて、
古くなったものを新しくします。

たとえば、職場の古いルール。
土星は、そのルールを守って
まわりからの信頼を積み上げます。
天王星は、
「もっといいやり方があるかも」と
新しい方法を考えます。

守る力と、変える力。
どちらか一つでは、 人生はうまく回りません。

土星がつくった形を、
天王星が新しくする。
二つの星は、そんなふうに働き合っています。

40歳前後の人生の節目「中年の危機」と天王星

天王星は、
12星座を一周するのに約84年かかります。

その半分にあたる40歳前後に、
空を動く天王星が、
生まれたときの天王星の
ちょうど反対側にやってきます。

占星術では、この時期を
「中年の危機(ミッドライフクライシス)」と
重ねて読むことが多いです。

心理学者のユングも、
35〜40歳ごろを「人生の正午」と呼び、
生き方が大きく切り替わる時期だと考えました。

このころは、
「このままでいいのかな」
「本当にやりたいことは、ほかにあるんじゃないか」
という気持ちが わいてきやすいといわれます。

仕事を変えたくなる。
急に新しいことを始めたくなる。
今までの役割から抜け出したくなる。

ただし、
だれにでも危機が起こるわけではありません。
何事もなく過ぎていく人もいます。

土星のサターンリターン(29歳ごろ)で 人生の形をつくり、
40歳前後で天王星が 「その形は、本当にあなたらしい?」と
問いかけてくる。
そんな流れとして読むと分かりやすいです。

大切なのは、 全部を壊してしまうことではなく、
自分に合わなくなった部分を 見直して、
つくりかえていくことです。

天王星が本来の力を発揮しているとき

天王星が本来の力を発揮できていると、
人と比べずに、 自分のやり方を選べます。

「みんなそうしているから」ではなく、
「自分はどうしたいか」で決められる。

ひらめいたことを、
こわがらずに試してみることができます。

変化がやってきても、
「新しいことが始まるんだな」と
受けとめられます。

そして、自分の個性を大切にしている人は、
人の個性も大切にできます。

自分とちがう考えの人がいても、
「そういう考え方もあるんだ」と
おもしろがれるのです。

天王星がいきいき働いている人のまわりには、
しばられない、風通しのいい空気が生まれます。

天王星が本来の力を発揮できていないとき

天王星がうまく働いていないと、
自分らしさを押さえこんで、
まわりに合わせてしまいます。

会議で「それ、おかしくない?」と思っても、
だまっている。
本当は着たい服があるのに、
無難な服を選ぶ。
「ふつうはこうするよね」に、
なんとなく合わせる。

ひとつひとつは小さなことです。
でも、続けているうちに、
理由のわからない息苦しさが
たまっていきます。

そしてある日、
それが一気にあふれ出します。

だれにも相談せずに、
急に仕事をやめる。
人間関係を、全部切ってしまう。
本当は残したかったものまで、
一緒に手放してしまうこともあります。

まわりの人はおどろきます。
でも本人の中では、
ずっと前から限界が近づいていたのです。

天王星の力は、
押さえこんでも消えません。
押さえこむほど、
あとで大きく出てきます。

天王星がうまく使えていないなと感じるとき。
そんなときは、
まわりに合わせるのを、
ひとつだけやめてみましょう。

無難な服ではなく、
本当に着たい服を着てみる。
会議で思ったことを、
一つだけ言葉にしてみる。
「ふつうはこうする」より、
自分が好きなやり方を選んでみる。

自分らしさを少しずつ外に出していけば、
ある日突然、
全部をひっくり返さなくてもよくなります。

【その他】覚えておくといい天王星のキーワード

天王星は、個性や改革のほかにも、
次のようなキーワードも表します。
これを知っていると星を読むときの解釈の幅が広がるので、
覚えておくと便利です♪

キーワード一言メモ
突然の変化・予想外のできごと天王星は、思いがけないできごとや、急な変化を表します。人生のどこで予想外のことが起きやすいかを見るときに使います。
ひらめき・発明天王星は、ふっと降りてくるアイデアや、新しいものを生み出す力を表します。どんな分野でひらめきやすいかを見るときに使います。
独立・反骨心天王星は、だれにもしばられず自分の足で立つことや、古いやり方への反発を表します。何から自由になりたいかを見るときに使います。
仲間・ネットワーク天王星は、上下関係のない、対等な仲間とのつながりを表します。どんな人とつながると自分らしくいられるかを見るときに使います。
電気・テクノロジー・インターネット天王星は、電気や科学技術、インターネットなど、新しい技術とも関わります。
足首・すね体や健康では、足首やすねなどを表します。

神話の中の天王星

天王星の名前の由来になったのは、
ギリシャ神話に登場する天空の神ウラノスです。

ところが、
土星までの天体とは違って、
天王星の性質は、
ウラノスとはあまり似ていません。

それには、わけがあります。

というのも、
土星までの星は、
大昔から夜空に見えていた星です。

人々は長いあいだ星をながめ、
それぞれの星と神さまを結びつけてきました。

赤く光る火星には、戦いの神アレス。
美しく輝く金星には、愛と美の女神アフロディーテ。
すばやく動く水星には、神々の使いヘルメス。

ところが天王星は、
1781年に見つかった新しい星です。
どんな星なのか、
まだだれも知りませんでした。

そこで名前は、
神話の親子関係で決められました。

木星はゼウス。
土星は、ゼウスの父のクロノス。
だから、その外側の天王星は、
クロノスの父のウラノス。

つまり天王星の名前は、
星の性質を見てつけたものではなかったのです。

その後、占星術家たちが研究を重ねる中で、
天王星には、自由、改革、突然の変化といった意味が結びついていきました。

そして、その性質をよく表しているのは、
ウラノスではなく、
プロメテウスという神さまだといわれています。

プロメテウスに、こんな物語があります。

はるか昔、
人間はまだ火を持っていませんでした。
夜は暗く、冬は寒く、
食べものを煮ることもできません。

神々は、
火を人間に渡さないと決めていました。

けれど、プロメテウスは
寒さにふるえる人間を見て、
放っておけませんでした。

プロメテウスは、
植物の茎の中に火をかくして
こっそり天から持ち出し、
人間に渡したのです。

火を手にした人間は、
体をあたため、料理をし、
道具をつくれるようになりました。
人間の暮らしは、
ここから大きく変わっていきます。

けれど、
神々の王ゼウスは
決まりを破ったプロメテウスに怒り、
彼を山の岩にしばりつけてしまいました。

プロメテウスは
長いあいだ苦しみましたが、
やがて英雄ヘラクレスによって
助け出されます。

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この物語が教えてくれること。

プロメテウスは決まりを破ってでも、
人間に新しいものを届けました。
そして、その結果も
自分で引き受けました。

天王星もまた、
当たり前や古い決まりの外へ出て、
新しいものを生み出す星です。

人とちがう考えは、
ときに反対されることもあります。
でも、その考えが 世界を新しくすることもあるのです。

だからこそ天王星は、
あなたにこう問いかけます。

「あなたは、自分の中にある考えを
外に出せていますか?」

12星座別で見る天王星の意味

天王星は一つの星座に約7年いるので、
天王星星座は 「その世代が持っているテーマ」を表します。

たとえば 牡羊座の天王星の世代は、
自分から新しいことを始めていく世代。
牡牛座の天王星の世代は、
お金や暮らし、価値観を新しくしていく世代。
双子座の天王星の世代は、 言葉や情報、伝え方を新しくしていく世代です。

あなたが 「どんな世代のテーマを持って生まれてきたのか」の
ヒントがここにあります。

12星座それぞれの天王星については、
こちらでくわしくお話ししています。
→ [12星座別・天王星の意味](準備中)

12ハウスで見る天王星の意味

星座が「世代のテーマ」だとすれば、
ハウスは 「あなた自身が、人生のどの場面で自由を求めるか」 を教えてくれます。

仕事で、自分らしい働き方を求める人。
人間関係で、しばられない距離感を求める人。
家庭の中で、新しい家族の形をつくる人。

天王星が入っているハウスを見ると、
あなたがどこで個性を発揮し、
どこで思いがけない変化が起きやすいのかが見えてきます。

12ハウスそれぞれの天王星については、
こちらでくわしくお話ししています。
→ [12ハウス別・天王星の意味](準備中)

まとめ

天王星の意味一覧
メインの意味個性・改革・自由・自分らしさ
その他の意味突然の変化・予想外のできごと/ひらめき・発明/独立・反骨心/仲間・ネットワーク/電気・テクノロジー・インターネット/足首・すね

天王星は、
あなたの個性と改革の力を表す星です。

人とちがう自分らしさ。
決まりにしばられず、
新しいものを生み出していく力。

天王星は、あなたに
「人とちがっていてもいい」
「あなたのやり方を選んでいい」と
教えてくれます。

大切なのは
ただ人とちがうことではなく、
本当の自分に合ったやり方を選ぶこと。

自分の天王星を知り、
自分の個性の生かし方を知る。

それがあなたの天王星を生きるということです。

よくある質問(FAQ)

天王星星座とは何ですか?

天王星星座とは、生まれた瞬間に、
天王星が12星座のどこにいたかを示す星座です。

天王星は一つの星座に約7年とどまるので、
天王星星座は一人ひとりの性格よりも、
その世代が持っているテーマを表します。


自分の天王星星座はどうやって調べますか?

生年月日が分かれば調べられます。

天王星は一つの星座に約7年とどまるので、
多くの場合、生まれた年だけで分かります。

ただし、星座の変わり目の近くで生まれた方は、
出生時間まで入れて確認すると確実です。

▼ホロスコープを出したい人はこれを読んでね!

中年の危機は、だれにでも起こりますか?

いいえ。 40歳前後は、空を動く天王星が
生まれたときの天王星の反対側に来るため、
占星術では人生の見直しが起きやすい時期と読みます。

ただし、だれにでも大きな危機が起こるわけではありません。
「このままでいいのかな」と感じたら、
自分に合わなくなった部分を見直す時期だと考えてみてください。

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この記事を書いた人

毎日星を読んでいるチャコです
星は私たちに気づきを与えてくれて
その気づきはやがて
生きる希望となります

まだまだ未熟者のカエルですが
星と共に少しずつ成長し
少しずつ前へ進んでいきたいと思っています

コメントはペンネームでね♪

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